いろいろな仕様ののぼり旗
通販で買うのぼり旗の印刷方法について
のぼり旗の通販サイトでは、色々なサイズののぼり旗を
取り扱っているものですが、違いがあるのはサイズだけではありません。
のぼり旗は印刷方法も種類があるものです。いろんな技法で対応してくれるのはのぼり旗のnoboribata.netです。
それぞれの印刷方法の特徴を覚えておくと、商品選びがしやすくなって便利なものです。
まずはシルクスクリーン印刷という方法です。
この方法は、印刷する素材を選ばないのが良いところで、豊富にあるインクで印刷が行われるため、
美しい仕上がりが可能になります。
印刷枚数が多ければ、1枚あたりの金額が安くなるのも嬉しいところです。
ただしデメリットもあるもので、フルカラーや写真の印刷の場合には、
インクジェットより劣ります。
また、色数によって金額が変わるため、注文する際には注意が必要です。
もう1つの印刷方法が、ダイレクト昇華印刷というものです。
この方法だと、フルカラープリントや写真を高解像度で印刷することが可能です。
ただし、この方法だと印刷枚数が多くなっても1枚あたりの金額は
あまり安くならないというデメリットがあります。
このように、印刷方法は製作枚数によって基本的には決まります。
どういった表現にこだわるかにもよりますが、やはりのぼり旗は
回転が速いこともあり、安さ重視で注文されることの方が多いです。
勘亭流とは?どんな印刷物に向いている書体?
いろいろな印刷物に使われる文字フォントのひとつに
勘亭流という個性的なものがあります。
肉太なフォントで丸みのあるこれは、歌舞伎で番付や看板などを書くのに用いる書体で
江戸時代の書家・岡崎屋勘六 (1746~1805)が安永8年(1779年)に
中村座の狂言名題を書いたのが始まりと言われています。
肉太で内へ入る筆法は、客を入れると言われ、縁起の良い文字フォントとして
演劇や催事のタイトルなどに多く使われています。
力強くありながら、柔らかいこのフォントはとても親しみやすいとともに
実に日本らしさのある雰囲気もあるため、日本の伝統文化イベントの印刷物や
江戸時代の雰囲気を出すときにピッタリなフォントのひとつです。
柔らかいタッチでありますが、砕けすぎず何処にしっかりとした
品格のある雰囲気は、他の文字にはなかなか無い、勘亭流独特な個性であると感じます。
演劇を始め、様々な催事やイベントの印刷物に利用する文字体として、とてもオススメです。