いろいろな仕様ののぼり旗
通販で買ったのぼり旗を長持ちさせる方法
のぼり旗は、お店の顔といえます。
今は、通販で手軽に購入することができ、自分のお店を誰でも
賑やかにすることができるようになりました。
しかし、そんなのぼり旗も、ボロボロになってしまっては台無しです。
長持ちさせるためには、どういったことが必要なのでしょうか。
のぼり旗の天敵は、汚れ・ほつれ・色落ちの3つです。
これらに気を付けることにより、綺麗に長く使い続けることができます。
まず汚れ対策ですが、主な原因は車の排気ガスです。
なので、見え辛くなる夜間や、お店が休みの日などは、
こまめに屋内にしまっておきましょう。
旗は風にはためくものですので、ほつれは避けて通れません。
できるだけほつれを少なくするには、風が強い日は出さないでおく、角を補強する、
こすれないように電柱や立て看板の側などは避ける、といったことが大切です。
色落ちは、太陽光が主な要因です。
折角染めたものが色あせてしまいますので、
直射日光が強すぎる場所は考えものです。
古代人から伝わる染色文化の歴史
染色文化の歴史はとても古く、地球規模で始まっていたといっても
決して大袈裟ではありません。
たとえば中国では紀元前3000年頃から、ヨーロッパでは
紀元前2500年頃から始まって、800年頃の青銅器時代にも盛んでした。
またインドでも紀元前2500年頃には、他の地域に勝るとも劣らない
染色文化の花が開いていたのです。
エジプトでは紀元前1450年頃の遺跡の中から出土したものが、
非常に豊かな色彩が使われていたことを物語っています。
もっとも原始的な染色方法は、生地の上に葉や花を直に置いて
卵白などで定着させようとしたやり方です。
その後さまざまな試行錯誤のうえに退色せず半永久的に染色するには
植物や苔類などから抽出した色素で糸そのものを煮て染めることを考え出して
現代の技術に近くなったのです。
なお染色が本格的な産業として確立されたのは11~12世紀頃のイギリスで、
12世紀末にはロンドンに染色業者の組合までが作られるに至っています。
のぼり旗をきれいに保つ工夫を
また、雨にあたりやすい場合にも劣化は早くなります。
この際、撥水スプレーをあらかじめかけておくだけでも
綺麗に保てる期間は大きく違いますので、ぜひ使用してください。
最後に、いくら汚れなどが気になっても、洗濯は避けましょう。
ほつれや色落ちをもたらし、かえって傷つけてしまいます。